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NEXT ~Fukuoka Growth Next 第1期卒業式~【前半】

2017年、福岡の官民共働型スタートアップ支援施設として誕生したFukuoka Growth Nextは、2019年5月31日にリニューアルオープンを予定しています。
この節目を記念して、1月25日(金)、第1期入居企業の卒業式と、今後のさらなる発展につなげるイベント「NEXT」が開催されました。第1期入居企業への卒業証書授与、ゲストによるトークセッション、ピッチバトルなど、バラエティー豊かなプログラムに会場は大いに盛り上がりました。
5月31日(金)からリニューアルオープンするFukuoka Growth Nextでは、施設も新しく生まれ変わり、スタートアップ企業とその支援者が集う空間で、様々な角度から成長を、サポートいたします。

卒業証書授与セレモニー

田中事務局長の開会挨拶では、これまでの2年間の取り組みに加え、“人とのつながりを大切に、自ら行動を起こしてほしい”というメッセージと、今後のサポート内容のグレードアップについて語られました。続いて、おひとりずつへの卒業証書授与、最後は全員参加の記念撮影で締めくくられました。終始和やかに、笑顔あふれるセレモニーとなりました。

基調講演「人に魔法をかける伝え方」

講師は、圓窓 代表 澤 円 氏。はじめに語られたのは、「誰もがハッピーになるため」のコミュニケーションに欠かせない「自己開示」について。これから起業を目指す人に向けて、ピッチイベントや、気になるコミュニティで毎回しっかりとアウトプットすることが薦められました。

ビジネスの基本“ほうれんそう”(報告・連絡・相談)については、過去である「報告」はデータ化し、現在である「連絡」にはハングアウトなどスピード重視のツールを使い、未来の話である「相談」はフェイス・トゥ・フェイスにするなどの使い分けが有効とのことです。

印象に残ったキーワードは、“Give First”。自分から先に相手に貢献するマインドです。日常生活のなかでこのマインドを意識してコミュニケーションをとる習慣をつけると、アイスブレイクや会議での発信力が身につくとのこと。

最後は「伝える力で、一緒に未来を創りましょう。我々人類には必ずできる」という力強いメッセージを残し、颯爽と壇上を去った澤氏。会場はその話術に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎました。

Pitch Battle

次は、Fukuoka Growth Next第1期の集大成として、入居企業代表や、各地のスタートアップが集結した熱いピッチバトル。今回は、個性豊かなビジネスを手がける5社にご登壇いただきました。なお、この審査結果はイベントの最終プログラムで発表されました。

“ヨガを自宅で、安全に楽しめる新しいサービスを”

1社目のヨクト株式会社は、システム開発と、健康志向で人気のヨガを融合させたサービスを提供しています。
手軽にできる一方で、実はけがも多く報告されるヨガ。同社は重心センサーを搭載したヨガマットなどのプロダクトを開発、運動量を取得して見える化するサービスを展開しています。
ビジネスモデルは、ヨガマット販売、サービスの月額制、ジムやスタジオと提携した展開。3000万円の資金調達を希望されているそうです。

最後にヨガ教室に通いづらい男性を中心に、自宅で安全に楽しめるヨガのサービスを展開していきたいと語られました。

“もったいないをなくし、世の中に最適な循環を”

2社目は、中古品のリユース・リサイクル事業を営む株式会社ecommit。国内だけではなく、海外への輸出も手がけ、日本全国から仕入れを行い東南アジアを中心に約30カ国と取引をしております。現在はECサイト、行政、空き家、ホームセンターなどへ仕入先を拡大、提携パートナーも設けてエリアを増やしています。ほかに、トレーサビリティシステム、海外向けプラットフォームも運営。海外取引は輸出の規制に左右されるので、マネタイズの面では国内で産廃ビジネスを手がけているそうです。
将来的には、海外に送った商品も日本と同じ方法でリサイクルできる仕組みを国や行政と組んで作りたいと希望されています。

“ドローンのための上空シェアリングサービスを提供”

3社目は、ドローンのための上空シェアリングサービス「ソラシェア」を運営する株式会社トルビズオン。土地所有者は「ソラシェア」に土地を登録、ユーザーは登録された土地を選び飛行する権利を得ます。このようにソラシェアは誰でも簡単に上空使用権を取引できるシステム。3ヶ月間で120名のユーザー、12箇所の空域が登録されています。
今後は、自治体と競合し、大地主や国へのアプローチ、物流企業とのコラボなどを考えているとのこと。空域アフィリエイタ(仲介)とデベロッパー(管理)の配置により、空域を世界に広げるのが目標です。

“光マイクロバブルで水と空気に新たな価値を”

4社目は、株式会社ナノプラネット研究所。自社のプロダクトは、独自の光マイクロバブル技術を活用した「車椅子対応介護足湯装置」など。ほかに、この技術は水産分野や農業で、牡蠣の育成や野菜の栽培などにも活用されています。
協業パートナーは、販売、新規事業、プロダクトの共同開発者などを希望。質疑応答では、自社の持つ「超高速旋回方式」の特許取得についてなどが語られました。

“「嬉しい」と「悲しい」を宝に変えるコミュニケーションツール”

最後は、Fukuoka Growth Next 入居企業代表のSMILE SCORE株式会社
同社が提供するSMILE SCOREは、今日の気分をシンプルに発信するコミュニケーションツール。ログをメンターにシェアし、社内外でメンタリングを行います。
質疑応答では、時間帯で分析した「気分」とスケジュールとの連携で、実際の行動との相関関係を調べるような仕組みづくりや、ゲーム感覚でスコアをポイント化し、入力促進するなど、福利厚生の観点からアイデアが語られました。
また、今後の課題としてSMILE SCOREを会社の生産性向上につなげるようなサービスに成長させていくことがあげられました。

審査員からときおり厳しい質問が飛び、緊張感の漂ったピッチバトル。審査結果はイベントの最後に発表されました。

▶イベント後半の様子はこちら からご覧ください。

Fukuoka Growth Nextでは、2019年2月22日(金)までシェアオフィス・コワーキング入居企業を募集中です。詳細はWebページ(https://growth-next.com/fgn2/)よりご確認ください。
今後、ますますスケールアップする第2期Fukuoka Growth Nextにご期待ください。