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第1回Growth Pitch -Fukuoka Startup Mosh-

8月10日(木)、トーマツ ベンチャーサポート株式会社との共催にて、スタートアップと企業の事業提携を創出することを目的としたマッチングイベント「Growth Pitch(グロースピッチ)」をFukuoka Growth Nextで開催しました。今回はその様子をレポートします。

Growth Pitchとは?

トーマツベンチャーサポートと野村證券が共催している、ベンチャー企業と大企業との事業提携を生み出すイベント「モーニングピッチ」を踏襲したもの。「社会を変えたい!」という想いが強いスタートアップと大企業・中小企業の事業提携創出と、スタートアップの成長を目指して、今月より毎月第2木曜日に開催していきます。今回は初回ということで「Fukuoka Growth Next入居企業特集」をテーマに4社のスタートアップ企業が参加。さっそく、それぞれのピッチが始まります。

株式会社グッドラックスリー(代表取締役CEO:井上和久さん)

2013年2月に創業した「グッドラックスリー」は、スマートフォンゲームの運営企画や開発に携わる企業です。これまでにサンリオの人気キャラクター「ぐでたま」の「さわって!ぐでたま」や、ハウステンボスと連動したゲーム「エアリアルレジェンズ」など「長く楽しむエンターテインメント」をテーマにさまざまなアプリをリリースしてきました。そんなグッドラックスリーの代表取締役CEOの井上さんは「福岡から世界中の人々の心を繋げて笑顔にする」という志を持ち、2018年には「トップセールス50位以内で日本発オリジナルキャラクターを創出したい」と話します。曰く「日本で人気のテーマパークは、どちらも欧米が発祥。自分たちの国にも人気のキャラクターはたくさんいるのだから日本発信をすることは可能なはず」とのこと。そのために「福岡から世界中へエンタメを発信したい人」「九州の新産業」「一緒に開発や運営、マーケティングをしてくれる人」と提携したいと言います。「同志を集めてクリエイティブに魂を燃やしたい」と熱く語る井上さんの言葉が印象的でした。

株式会社ホットエージー(代表取締役:樋口健介さん)

続いて、経営者と従業員を繋ぐホットライン型のコミュニケーションツール「スマイルスコア」を手がける「株式会社ホットエージー」の樋口健介さんが登場しました。どんなに優秀な経営者でも組織の人数が30人を超えると考えていることがわからなくなり、150名を超えると顔と名前さえ一致しなくなると言われているそうです。スマイルスコアでは今日の体調や気分を11段階から選べるほか、本音をメッセージで送ることができるようになっています。閲覧できるのは設定された権限者のみなので同僚や現場の上司に知られることはありません。今後は「笑顔でいきいきとした組織を一つでも増やしていきたい」と話し、商品サービスの導入やパッケージ化を希望しているそうです。「経営者と従業員間だけではなく、自社サービスを利用しているユーザーの声を集めるという方法にも使えそうですか」という問いに対しては「もちろんです。ユーザーの本音を知ることで自社サービスをどう発展させるのかを考える。これも私たちの目的『スマイルを創出する』につながっています」と力強く話していた樋口さんでした。

株式会社thee moment(代表取締役社長:志気公介さん)

三番目に登壇したのはリアルアドベンチャー共有アプリ「UNLOCKS(アンロックス)」を去年の5月にリリースした「株式会社thee moment」の代表・志気公介さんです。鍵付きのメッセージや動画などのコンテンツを誰でも簡単につくることができる「UNLOCKS」はいわばリアルマッピングサービス。たとえば「ハウステンボス」では園内の至るところに問題をしかけ、場内を巡ってもらうスペシャルイベント「見習いサンタの贈り物」を開催したことがあるそうです。ほか、「かしいかえん」では「UNLOCKS」のAR機能を使った「しゅつどう!ビートけいびたい」というゲームを導入。志気さんは「現代はリアル+コンテンツで集客やマーケティングをする時代だ」と話します。ピッチ後は「福岡市全体を使ったゲームコンテンツは作れるのか」「商業施設内でも使えるのか」といった、導入を前向きに検討しているような質問が各所から次々に出てきました。

株式会社スタディスト(執行役員 社長室 室長 兼 CMO マーケティング部 部長:豆田裕亮さん)

トリを飾ったのは、スマホやタブレットで手軽に業務マニュアルを作成・共有できるプラットフォーム「Teachme Biz(ティーチミービズ)」を提供する「株式会社スタディスト」の豆田裕亮さん。たった4ステップでマニュアルが作れることを、動画を交えながら説明してくださいました。現在、製パン企業の「フランソア」、博多豚骨ラーメンの「博多一幸舎」 など、九州沖縄の企業135社が利用中だそうです。1年前に「Teachme Biz」を導入したという会場にいた方は「これまでは紙のマニュアルが600ページほどあり各店舗に配っても見てもらえなかったが、プロジェクトチーム9名で1年かけて移行した結果、本社への業務マニュアルへの問い合わせがゼロになった」と感想を述べ、マニュアルつくれる以外にも、生産性向上とコスト削減につながるということがわかりました。

4社のピッチ後には名刺交換会を開催。新たなつながりに胸を躍らせる経営者・企業の方々で会場は熱気にあふれました。次回の開催は9月14日(木)の14時から15時30分。テーマは今回と同じく「Fukuoka Growth Next入居企業特集」です。登壇者情報はまもなく公開となります。第二回もご期待ください。