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第8回Growth Pitch -Fukuoka Startup Mosh-

 2月8日(木)、Fukuoka Growth Next で、スタートアップの成長促進や、企業との事業提携機会の創出を目的として、大企業や中小企業、 VC、メディアを対象としたスタートアップによるピッチイベント「Growth Pitch “シェアリングエコノミー特集”」を開催しました。

 昨今話題のシェアリングエコノミー分野、市場規模は2013年は150億ドルであったのが、2025年には既存レンタル事業と同等の3,350億ドルにまで成長すると言われており、成長著しい分野であると言えます。今年の1月には、アパマンショップで荷物預かりサービスの「ecbo cloak」を導入するなど、大企業との事業提携事例も増えてきています。

 今回のGrowth Pitchでは、シェアリングエコノミーのうち、人や場所をシェアするサービスを提供する4社が登壇しました。

1万人の中から、企業の課題に合ったプロフェッショナル人材を

 最初に登壇したのは、東京に本社をおき、プロフェッショナル人材のシェアリングサービスを提供する株式会社サーキュレーション。
 人口減少社会に突入し、優秀な人材の採用が更に困難となる中、サーキュレーションでは求人市場に出回らないようなプロフェッショナル人材を1万人程度保有しており、企業の課題に合わせて優秀な人材を活用できます。
 1万人のプロフェッショナル人材は、経験を積んだ30~40代の「ミドルプロフェッショナル」と大手企業の役員クラスの「シニアエグゼクティブ」の2種類に分けられます。エリアに制限はなく、課題に合わせて頻度や関わり方も柔軟に決められるため、これまで解決できなかった企業の経営課題に向き合うことができます。

地域のネットワークを活用し、もっと身近に学びの場を

 2番目の登壇者は、市場規模が小さく、学習塾が開校しづらい地方に特化した学習塾を運営する株式会社コラボプラネットです。
 都市部と比較して、地方は教室の数が少なく、塾に通いづらいという課題があります。そこでコラボプラネットでは、お寺や集会所など地域の遊休スペースを借りて、地域に住むシニアや主婦などにサポーターをお願いし、eラーニングを活用することにより、生徒数8名で維持できるビジネスモデルを確立しています。
 将来的には、地域や企業が抱える遊休スペースと地域のネットワークを活用しながら、教育以外の他の課題も解決できるようにしたいと述べられました。

スペースの貸し借りにプラスアルファの価値を

 3番目の登壇者は、空いているスペースを借りたい人と貸したい人をマッチングするプラットフォームを運営する、株式会社スペースマーケットです。
 利用用途はパーティー、会議、撮影で全体の8割を占め、パーティー利用では今話題の「インスタ映え」するスペース、撮影利用では古民家やおしゃれな一軒家、廃校などの稼働が高いとのことです。スペースの貸し借りだけでなく、イベントプロデュースも行っており、今後は宿泊も手掛け、一連の体験を届けたいということでした。
 スペースの貸し借りだけでなく、プラスアルファの価値をどれだけ提供できるかというところに着眼点を置いているスペースマーケット。今後の更なる展開に期待できそうです。

プロの生産者の農場に私の農場を

 最後に登壇したのは、個人・企業・教育機関で気軽にマイ農場を持てるサービスを提供する、株式会社ファームフェスです。代表の小平氏は農家で、リアルな農業経験からサービスを生み出しています。
 ファームフェスでは、400㎡の企業農場をワンストップ・管理不要で持てる法人向けサービスを年間260万円で提供しています。農地はファームフェスの農家が地主と契約し、農家との窓口は全てファームフェスで行う一方、ウェブ上で農家とコミュニケーションが取れることで、企業がマイ農場を持てない原因や不安を解消できます。また、農業事業での共同開発も展開しています。
 従来のオーナー制度と異なるのは「物に限らずリターンがあることで、今のコト消費にマッチしているのでは」と小平氏。農家だからこその強みがサービスの随所に活かされています。

 次回のGrowth Pitch紹介の後、写真撮影と名刺交換会が行われました。

 次回は2/19(月)の第9回Growth Pitchを開催します。詳細はこちらをご覧ください。